角館歴史村青柳家
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青柳家の概要

[Outline]

巡り来る四季のように、みちのく400年のうつろいを静かに見守る名家あり

四百年の血脈

二代目当主・藤右衛門がみちのくの地に移り住んでから四百年。

青柳家は、秋田・角館とともに永い時を歩んでまいりました。

角館では、はじめ芦名氏に仕えた青柳家ですが、芦名氏断絶後は、水戸時代と同様佐竹氏の臣下となります。

以来明治の世を迎えるまで、佐竹氏の忠実な家臣として仕え、主君の繁栄を支え続けました。

 

ようこそ青柳家へ。ようこそ美しき日本へ。
扉を開けると、古の時間がゆっくりと回り始めます。

薬医門 MAP①

万延元年、藩への功績が認められ特別に許された青柳家の薬医門。門はその家の位や威信を表すとされていた当時、上級武士にしか許されない重厚で格調高い造りは、青柳家の誇りでした。そして今、その粛とした姿は角館の象徴となり人々の営みを見守り続けています。

重要文化財 <青柳家 母屋>  MAP②

青柳家母屋は、約200年前の建築のままに、厄除けの意味を込めた鬼板や懸魚等で意匠をこらした玄関、座敷内の板欄間にほどこされた家紋の透かし彫り、雪国特有の廻り縁など、武家らしい威厳に満ちています。

時代に追随することなく守り抜かれた遺産が日本人に心に深い安らぎを伝えます。

小田野直武像  MAP⑥

青柳家と姻戚関係になる小田野直武は、平賀源内に師事、秋田蘭画を確立し、『解体新書』の挿絵を描き、その名を高めました。西洋の陰影法を取り入れ、後の洋画界に大きな影響を与えた秋田蘭画は、小田野直武と、時の秋田藩主・佐竹義敦によって完成されました。
義敦はまた、江戸の秋田藩邸内に歓楽宮を建設。「高みから見下ろす」という最新の視覚を広めるため、幕府が禁じた三層建てドームという形をとったといわれます。秋田・角館の二人の武士が、日本人のものの見方を大きく変える礎を築き上げたのです。

神明水 MAP④

青柳家の裏山、源太寺山から、庭園内の池に数百年絶え間なく流れ込む沢水。その清らかで豊かな流れは、NHKの「新日本紀行 武家屋敷残照」等の番組でもとりあげられました。井戸水の水質も折り紙付の美しさです。何百年も途絶えることのなかった水音に悠久の川の流れを思う。 佇むだけで自然とひとつになる、安らぎの庭がここにあります。

四季を彩る花木たち  MAP⑦

自然を敬い、自然に寄り添って生きた古の人々。その美意識が創りだした池泉回遊式 庭園には四季折々のうつろいと様々な自然の風景が描き出されています。青柳家の庭園には数百年の年輪を刻む巨木や600種類以上の草木が繁り、その一本一本が歴史の語り部となっています。 当時は珍しかった薬用の肉桂・南天などの樹々や美しい花、食用として栽培された山菜など、邸内のいたるところに巧まずして見せる四季の美しい表情が訪れる人の心を和ませます。

青柳八重紅枝垂桜  MAP⑧

農林水産省の認定を受けた、日本に一本しかない珍しい枝垂れ桜の新種。4月下旬から5月初め頃、青柳家の中庭に降るように咲く薄紅色の花が見ごろとなります。

青柳家の施設
Our Group

角館の奥に咲く全10室・全室源泉掛け流しの宿

モダニズムが生んだ伝統工芸の新しい世界

角館武家屋敷通りにいる、さとくガーデンの看板犬 秋田犬 武家丸

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